2001年度(平成13年度)(2002年(平成14年)3月修了) 修士論文題目

No. 専攻・専修 氏名 題目
1 文献文化学(国語学国文学) 阿尾 あすか 嵐と鐘―「風雅和歌集」を中心として―
2 文献文化学(国語学国文学) 黒田 りん 『吾妻鏡』の助動詞「令(シム)」
3 文献文化学(国語学国文学) 田鎖 数馬 谷崎文学における〈漂泊者〉―昭和初期の変貌への底流―
4 文献文化学(国語学国文学) 大谷 龍祐 菅原道真の願文
5 文献文化学(国語学国文学) 蔦 清行 万葉集と古今和歌六帖 係助詞カモとヤモを通じて見た古語に対する意識
6 文献文化学(中国語学中国文学) 稲垣 裕史 文天祥にみる“忠節”の書き方・書かれ方
7 文献文化学(中国語学中国文学) 大賀 晶子 傳奇と説話のあいだ―「張浩」を手がかりに―
8 文献文化学(中国語学中国文学) 鈴木 達明 『荘子』の弁説観とその文学性
9 文献文化学(中国語学中国文学) 二宮 美那子 「園林」の文学―漢代上林苑と「子虚・上林賦」―
10 文献文化学(中国語学中国文学) 鄭 墡謨 韓愈詩における杜甫―「調張籍」の解釋を中心に―
11 文献文化学(中国語学中国文学) 津守 陽 沈従文は如何にして故事を創り、故事は如何にして沈従文を創ったか-「水雲」の抽象的概念から湘西の「常」と「変」を読み解く-
12 文献文化学(中国語学中国文学) 小澤 豊 変身の系譜-張読「李徴」とその周辺-
13 文献文化学(中国哲学史) 孫 宝山 黄宗羲の政治思想
14 文献文化学(中国哲学史) 劉 文峰 中晩唐の佛教教団の世俗化傾向について
15 文献文化学(サンスクリット語学サンスクリット文学) 加賀谷 健臣 土着文法学におけるiṭの処理について
16 文献文化学(仏教学) 上野 康弘 Sthiramatiの註釈書研究―「刹那滅」の解釈を中心に―
17 文献文化学(仏教学) 白石 竜彦 Ratnakĩrti著『刹那滅論』(Kṣaṇabhaṅgasiddhi)研究―『否定的遍充篇(Vyatirekātmikā)』を中心に―
18 文献文化学(仏教学) 三宅 徹誠 『慧印三昧経』の研究
19 文献文化学(西洋古典学) 菊川 美知代 “ΠΕΡΙ ΟΔΟΝΤΟΦΥΙΗΣ”in Hippocrates’ works – On χϵιμών and ὀδοντοφυΐα in 9 and 12 –
20 文献文化学(西洋古典学) 髙鍋 峰穂 『イリアス』の語りにおけるεἰμἠ文の機能について
21 文献文化学(西洋古典学) 仲村 志穂 Historia Apollorii regis Tyriにおけるなぞなぞの文学的機能と効果
22 文献文化学(スラブ語学スラブ文学) 福山 武 タラス・シェフチェンコの物語詩「カテリーナ」の分析―ヒロイン像・テーマ・語りから見た比較文学的考察―
23 文献文化学(スラブ語学スラブ文学) 髙橋 彩子 ≫PEŠČANIK≪ ILI KNJIGA SVETA – STUDIJA NA DANILU KIŠU –
24 文献文化学(ドイツ語学ドイツ文学) 塚本 麻美 Natur bei Eichendorff
25 文献文化学(英語学英米文学) 岡本 愛実 A Study of ‘Nature’ in the History of Shakespearean Criticisms
26 文献文化学(英語学英米文学) 白木 裕貴 Bound by Law : The Testimony of Esther Summerson
27 文献文化学(英語学英米文学) 塩谷 直史 A Study of W.B.Yeats : The Order of Last Poems Reconsidered
28 文献文化学(フランス語学フランス文学) 井上 櫻子 La fonction morale de la rêverie dans La Nouvelle Héloïse
29 文献文化学(フランス語学フランス文学) 北村 直子 Histoire fictive dans le roman contemporaion: La Seconde Guerre mondiale imaginaire
30 文献文化学(フランス語学フランス文学) 辻村 暁子 L’évolution de la notion de diginité humaine chez Simone Weil
31 文献文化学(フランス語学フランス文学) 吉川 順子 Etude sur la signification de la danse dans les œuvres de Théophile Gautier
32 文献文化学(フランス語学フランス文学) 海北 康 L’affirmation de l’identité chez Albert Camus
33 文献文化学(フランス語学フランス文学) 西岡 道子 Une étude sur les passantes dans Les Vases communicants d’André Breton
34 思想文化学(哲学) 大伴 慎吾 ウィトゲンシュタインの規則論―規則、文法、論理、および生の形式をめぐって―
35 思想文化学(哲学) 安本 英奈 オースティンにおける言うことと行うこと―発言という行為の多義性―
36 思想文化学(哲学) 梁川 敬子 ウィトゲンシュタインの私的言語論
37 思想文化学(哲学) 児玉 斗 ニーチェにおける遊戯の思想
38 思想文化学(哲学) 中川 啓司 カント哲学における「純粋直観」について
39 思想文化学(哲学) 三原 就平 ロックの哲学における観念説の役割
40 思想文化学(哲学) 天野 謙治 中期ウィトゲンシュタイン研究―現象学的言語についての考察―
41 思想文化学(西洋哲学史) 石川 浩司 ニーチェにおける永遠回帰思想について
42 思想文化学(日本哲学史) 宮野 真生子 偶然性の意義―世界が美しくあること―
43 思想文化学(倫理学) 島内 明文 アダム・スミスにおける道徳判断の性質―良心の自律と観察者に関する考察―
44 思想文化学(宗教学) 川口 茂雄 リクール『意志の哲学』における過誤と自由の問題
45 思想文化学(宗教学) 竹内 綱史 中期ニーチェの課題
46 思想文化学(キリスト教学) 岩城 聰 パウル・ティリッヒの社会思想の一断面―宗教社会主義論の展開と課題―
47 思想文化学(キリスト教学) 津田 謙治 テルトゥリアヌス『マルキオン反駁』における「創造」の問題
48 思想文化学(美学美術史学) 大和田 直樹 『運命論者ジャックとその主人』について-ミハイル・バフチンの文学理論を手がかりに-
49 思想文化学(美学美術史学) 門田 今日子 ヴィクトリア時代におけるゴシック・リヴァイヴァルの展開―1851年、1862年の万国博覧会中世部門の展示を比較して
50 思想文化学(美学美術史学) 吉田 朋子 フラゴナールと絵画ジャンルの問題
51 思想文化学(美学美術史学) 西林 孝浩 武周期敦煌莫高窟の研究―332窟を中心に―
52 思想文化学(美学美術史学) 梅田 智彦 分離派脱退後のクリムトの風景画について―クリムトにおける印象主義の受容と影響について―
53 歴史文化学(日本史学) 小原 嘉記 荘園整理と国衙支配の転回
54 歴史文化学(日本史学) 鍋島 恵子 日本古代における「天下」
55 歴史文化学(日本史学) 渡邉 仁美 近世中後期の書籍流通―大坂本屋仲間を中心として―
56 歴史文化学(日本史学) 小倉 宗 近世京都周辺地域の社会像―鞍馬村の仲間組織を中心に―
57 歴史文化学(日本史学) 平良 聡弘 神戸居留地の形成―明治○年代における居留地認識と行政運営実態との乖離―
58 歴史文化学(東洋史学) 亀島 さち 20世紀初期・中国学生のアメリカ留学状況について
59 歴史文化学(東洋史学) 堤 誠 明代雲南の塩
60 歴史文化学(東洋史学) 豊田 さおり 南宋期における士大夫の旅―主に周必大の事例を中心として―
61 歴史文化学(東洋史学) 早川 敦 民国初期における中等教育の社会的機能―江蘇省を例として―
62 歴史文化学(東洋史学) 宮原 佳昭 清末の湖南省における教育改革と教育界について―胡元倓と明徳学堂を中心に―
63 歴史文化学(東洋史学) 毛利 英介 澶淵の盟の再検討
64 歴史文化学(東洋史学) 清水 智樹 元後期江南仏教教団―住持選任制度と行宣政院の置廃を中心に―
65 歴史文化学(西南アジア史学) 梅山 岳人 カリフの変容―Abū BakrからUmayyah朝末期まで―
66 歴史文化学(西南アジア史学) 松原 あやか 18世紀イスタンブルにおけるesnaf
67 歴史文化学(西洋史学) 梶 さやか ナポレオン時代のポーランドとリトアニア―分離と統合の狭間で―
68 歴史文化学(西洋史学) 高田 良太 中世盛期クレタ島におけるヴェネツィア支配と社会―公証人文書からみたギリシア・ラテン―
69 歴史文化学(西洋史学) 疋田 隆康 ガロ=ローマ社会におけるケルトの伝統
70 歴史文化学(西洋史学) 永井 かおり 19世紀フィンランドにおける「国民意識」の形成をめぐって―初等教育教材を中心に―
71 歴史文化学(西洋史学) 福田 亮 13世紀後半スウェーデンにおける教会と地域社会―農民の教会共有を中心に―
72 歴史文化学(考古学) 北口 聡人 日本古代の道路遺構に関する一考察―道路構造とその規格性から―
73 歴史文化学(考古学) 土屋 みづほ 弥生時代の石器生産と流通―東北部九州における変遷過程―
74 歴史文化学(考古学) 中川 あや 古代日本における唐鏡の受容―奈良時代を中心として―
75 行動文化学(心理学) 牛谷 智一 断片化された視覚情報の統合に関する比較認知論的研究
76 行動文化学(心理学) 冬木 晶 心的表象操作の比較認知研究
77 行動文化学(心理学) 村井 千寿子 霊長類におけるカテゴリ化の比較発達研究
78 行動文化学(言語学) 大浦 真 日本語の条件文の分析―特に反事実的条件文について―
79 行動文化学(言語学) 大山 ちはる 日本語のフットの考察―語と文のフットの統一的な扱い―
80 行動文化学(言語学) 林 範彦 チノ語の音韻に関する研究―周辺諸語を見据えて―
81 行動文化学(言語学) 安部 麻矢 マア語の社会言語学的考察―ウサンバラにおけるマア語の調査研究―
82 行動文化学(言語学) 梶原 可倫 現代ペルシア語の人称接尾辞を用いた所有形について
83 行動文化学(社会学) 大島 良太 修養道徳団体の宗教社会学的研究―モラロジーに見る差異化と曖昧化の循環戦略―
84 行動文化学(社会学) 谷口 俊一 戦時期日本における社会意識―民衆の戦争についての意識を中心として―
85 行動文化学(社会学) 吉井 雅人 小説の可能性-ピンチョン『競売ナンバー49の叫び』について-
86 行動文化学(社会学) RAJKAI ZSOMBOR 家族に関わる現実認識と理想像の社会学的研究―京都における家族史の聞き取り調査から―
87 行動文化学(社会学) 鍵本 優 オーディエンス論の可能性―大衆文化研究の視座から
88 行動文化学(社会学) 戸梶 民夫 〈外見〉差別のアイデンティティ・ポリティックスに関する社会学的考察
89 行動文化学(社会学) 島岡 哉 近代日本農山村の映画体験に関する文化社会学的考察―奈良県吉野郡野迫川村を事例として
90 行動文化学(地理学) 中村 尚弘 現在のアイヌ研究の意義と課題
91 行動文化学(地理学) 村田 陽平 男性ジェンダーと空間に関する地理学研究―セクシュアリティの視点を導入して―
92 現代文化学(科学哲学科学史) 金田 明子 意味論的真理とその病理性について
93 現代文化学(科学哲学科学史) 小菅 雅行 量子力学の多世界解釈
94 現代文化学(二十世紀学) 黒澤 和裕 植民地ヴェトナムにおけるフランスの教育政策―現地人教育改良評議会を中心に―
95 現代文化学(二十世紀学) 鈴木 晶子 ヒトゲノムプロジェクトとアメリカの特許政策
96 現代文化学(二十世紀学) 守岡 隆文 EUREGIO・国境を越えた地域連合―オランダ・ドイツの場合―
97 現代文化学(現代史学・現代日本論) 川端 正人 浜口内閣期における官製国民運動の展開
98 現代文化学(現代史学・現代日本論) 前田 正直 ソ連における労働流動抑制政策の緩和とその背景―1956年法改正を中心に―