2003年度(平成15年度)(2004年(平成16年)3月修了) 修士論文題目

No. 専攻・専修 氏名 題目
1 文献文化学(国語学国文学) 河合 聡子 近松作品における「烈しい」女たち
2 文献文化学(国語学国文学) 髙橋 菜摘 佐渡七太夫豊孝考―衰退期説経の様相―
3 文献文化学(国語学国文学) 竹島 一希 式目と作品―『兼載雑談』の若葉の記事をめぐって―
4 文献文化学(国語学国文学) 本廣 陽子 宇津保物語と源氏物語―自然の描写をめぐって―
5 文献文化学(国語学国文学) 森田 貴之 『太平記』巻第十二”解脱上人説話”の背景
6 文献文化学(国語学国文学) 安田 有希 蕪村と鬼貫
7 文献文化学(国語学国文学) 李 琳 『椿説弓張月』の構想
8 文献文化学(国語学国文学) 松永 朋子 新井白石詩論
9 文献文化学(中国語学中国文学) 長谷川 夏子 白居易の「語り方」
10 文献文化学(中国語学中国文学) 李 麗花 六朝志怪小説における漢の武帝の人間像
11 文献文化学(中国哲学史) 蓋 暁星 周作人の文芸思想―日本留学から「漢奸」になるまでの軌跡―
12 文献文化学(中国哲学史) 石 立善 朱子の個体論
13 文献文化学(仏教学) 桐山 大幹 Bhāvanākrama註研究―Roṅ ston註に見られる「止」「観」論を中心に―
14 文献文化学(仏教学) TUDKEAOCHANWIT 初期仏教における弥勒仏伝説の展開について―Divyāvadāna 第三章Maitreyāvadānaの新再校訂を中心として―
15 文献文化学(西洋古典学) 深尾 やよい Verg.Aen.7. 641-817 「ラティウム軍勢のカタログ」について
16 文献文化学(西洋古典学) 前田 文子 ウェルギリウス『農耕詩』―第二歌の接ぎ木と第四歌のbugoniaの叙述について―
17 文献文化学(西洋古典学) 山下 修一 ヘロドトスにおける環境決定論について
18 文献文化学(スラブ語学スラブ文学) 山下 大吾 『ヴァティカン・パリンプセスト写本』の言語の特徴について
19 文献文化学(ドイツ語学ドイツ文学) 桑島 孝枝 Das Problem der Zeit in Joseph Roths Werken
20 文献文化学(英語学英米文学) 遠藤 功樹 Memory,Experience,and Narration:A Study of Heart of Darkness
21 文献文化学(英語学英米文学) 廣島 幸子 Ethan Frome Re-examined:“Strength” in Silence
22 文献文化学(フランス語学フランス文学) 向井 牧子 Ami et Amile – Vers l’amitié suprême
23 文献文化学(フランス語学フランス文学) 藤崎 寿一郎 La Question de la “souillure” chez F. Mauriac : la 《féminité》 et 《judaïté》 dans le cycle de Thérèse Desqueyroux
24 文献文化学(フランス語学フランス文学) 村上 祐二 Essai sur l’amitié proustienne
25 文献文化学(イタリア語学イタリア文学) 澤田 るい 『新生』第22章をめぐって-2つのソネットと2つの「下書き」をめぐる諸問題-
26 文献文化学(イタリア語学イタリア文学) 渋江 陽子 ガブリエレ・ダヌンツィオと「大衆」の時代-参戦運動をめぐって-
27 思想文化学(哲学) 斉藤 万丈 カントの認識論におけるカテゴリーの起源について
28 思想文化学(哲学) 畑山 尚史 ジェイムズの根本的経験論における経験の連続性について
29 思想文化学(哲学) 山倉 裕介 メルロ-ポンティの知覚論の射程
30 思想文化学(哲学) 槙原 千尋 後期ウィトゲンシュタインの真理論
31 思想文化学(哲学) 紀 啓子 ショーペンハウアーの「意志」について―その哲学が目指したもの―
32 思想文化学(西洋哲学史) 辻内 宣博 アウグスティヌス『告白』11巻における時間論について-affectio とdistentio animi-
33 思想文化学(西洋哲学史) 浅岡 弥生 プラトン『パイドン』における「魂の浄化」再考
34 思想文化学(西洋哲学史) 香西 知器 カントにおける無限の問題
35 思想文化学(西洋哲学史) 木戸川 啓多 『饗宴』におけるソクラテスのエロース論
36 思想文化学(西洋哲学史) 吉沢 一也 プラトン『クリトン』の議論構造再考-ロゴスの行方-
37 思想文化学(日本哲学史) 熊谷 征一郎 西田の他者論―西田他者論における他者の隔絶性―
38 思想文化学(宗教学) 橋詰 圭一 ガブリエル・マルセルの意志論 欲望/渇望の差異と参与をめぐって
39 思想文化学(宗教学) 長谷川 琢磨 リクールにおける自由の問題
40 思想文化学(宗教学) 山内 誠 ポール・リクールの「意志の哲学」における悪の問題について
41 思想文化学(キリスト教学) 岩野 裕介 近代批判者として見た内村鑑三 再臨運動へ向かうそのキリスト教思想と個人主義批判を中心に
42 思想文化学(キリスト教学) 鬼頭 葉子 後期ティリッヒにおける歴史をめぐる問題―「歴史の意味の問い」の構造―
43 思想文化学(美学美術史学) 小宮 夏紀 ゴットフリート・ベームの芸術思想について―造形芸術作品の新たな解釈可能性としての<像>概念―
44 思想文化学(美学美術史学) 長島 昌代 ベンヤミンの遊びの概念とその方法について―新しい技術と教育思想の融合点―
45 思想文化学(美学美術史学) 呉 永三 真景の視覚性―18世紀、朝鮮と江戸を中心に―
46 思想文化学(美学美術史学) 梁 禎允 奇跡のワイン―ヤン・ステーン作《カナの婚宴》をめぐって―
47 思想文化学(美学美術史学) 杉山 卓史 カントの趣味論における共通間の概念について―『判断力批判』第四〇節における「共有感」という換言表現をめぐって―
48 思想文化学(美学美術史学) 土生 和彦 円空の造像活動とその作品―名古屋・荒子観音寺諸像の年代と造形―
49 歴史文化学(日本史学) 鵜澤 由美 近世における誕生日―将軍から庶民まで そのあり方と意識
50 歴史文化学(日本史学) 奥野 一仁 戦国期畿内の権力構造
51 歴史文化学(日本史学) 桑田 訓也 神亀・天平期における学制改革の性格と意義
52 歴史文化学(日本史学) 澤井 篤 近世初期幕政における金地院崇伝の役割とその政治的位置
53 歴史文化学(日本史学) 鶴田 志歩 鎌倉幕府と在京武士―在京御家人編制の過程―
54 歴史文化学(日本史学) 矢吹 香奈子 院政期における摂関家の仏神事
55 歴史文化学(日本史学) 林 史則 明治後期の雑誌ジャーナリズム―『太陽』と鳥谷部春汀―
56 歴史文化学(日本史学) 田中 直人 上京役丁の使役と給与
57 歴史文化学(東洋史学) 梶浦 邦康 荷沢神会と唐代の度僧規利
58 歴史文化学(東洋史学) 田中 秀樹 聖人となる苦悩―曾點をめぐる朱熹とその門人たちとの議論―
59 歴史文化学(東洋史学) 田邉 章秀 清末礼法論争
60 歴史文化学(東洋史学) 野田 智子 唐代皇帝陵―陵園制度の成立過程に就いて―
61 歴史文化学(東洋史学) 光田 雅男 中国南北朝時代の聘使外交
62 歴史文化学(東洋史学) 向井 太朗 北魏の「領民酋長」に関する一考察
63 歴史文化学(東洋史学) 安田 治 台湾事件(1874)におけるイギリスとアメリカの対応
64 歴史文化学(東洋史学) 周 萍 ティモシー・リチャードの近代教育改革について
65 歴史文化学(東洋史学) 天野 正彦 大元ウルス西辺の軍事体制―アジキの大元ウルス西辺司令官時代を中心に―
66 歴史文化学(西南アジア史学) 田中 裕介 プレサルゴン時代のラガシュにおける軍事組織について-「人名リスト」に基づいた考察を中心に-
67 歴史文化学(西南アジア史学) 横内 吾郎 ウマイヤ朝カリフ・ヒシャーム時代のイラク統治を巡って
68 歴史文化学(西洋史学) 辻 英彦 近世初頭南ヨーロッパにおける金融取引―ピアツェンツァの大市とジェノヴァ人、スペイン王室を中心に―
69 歴史文化学(考古学) 向井 佑介 中国北朝における瓦生産の展開
70 行動文化学(心理学) 浅水 優子 幼児におけるものの見かけと本当の区別
71 行動文化学(心理学) 大塚 結喜 ワーキングメモリの注意制御を支える神経基盤に対する加齢の影響
72 行動文化学(心理学) 木原 健 視覚刺激呈示時間手がかりが時間的注意に及ぼす影響
73 行動文化学(心理学) 高橋 真 空間位置弁別課題を用いた推移的反応におけるラットとツパイの比較研究
74 行動文化学(心理学) 廣瀬 信之 オブジェクト置き換えマスキングにおける非対称性-空間的注意の移動方向の観点からのアプローチ-
75 行動文化学(心理学) 堤 清香 霊長類における物理的・社会的認知の生態学的基礎
76 行動文化学(言語学) 稲垣 和也 モンゴル語ハルハ方言の音調について
77 行動文化学(言語学) 嶋田 珠巳 A ‘Non-cleft’ Analysis of the Construction in Hiberno-English
78 行動文化学(言語学) 鈴木 博之 チベット語及び川西走廊諸語における子音に関する研究-音声的特質に依拠した子音連続の分析の試み-
79 行動文化学(言語学) 中村 千衛 アイルランド語の分裂文と「名詞句文」に関する研究
80 行動文化学(社会学) 加藤 源太 緊急医療の役割についての社会学的研究―ある病院の救急部の事例から―
81 行動文化学(社会学) 丸山 里美 ホームレスとジェンダーの社会学―女性ホームレスの日常的実践から―
82 行動文化学(社会学) 和久井 祥平 芸術大学における若者のライフコース・イメージの形成過程
83 行動文化学(社会学) 黄 子育 植民地都市の社会運動をめぐる住民意識の社会学的研究―戦後香港を焦点に―
84 行動文化学(社会学) TOPLIS,CARLY GAYE 日本人高齢者とライフデザインの観光社会学的考察―ニュージーランドにおけるホームステイ体験を事例に―
85 行動文化学(社会学) 江南 健志 過疎化高齢化社会における林業に関する地域社会学的考察―三重県熊野市五郷町湯谷の事例から―
86 行動文化学(社会学) 斉藤 初恵 摂食障害者の語りについての社会学的考察
87 行動文化学(社会学) 瀬戸 悠子 自然保護の論理についての環境社会学的研究
88 行動文化学(社会学) 渡辺 毅 戦後日本のクルマ社会に関する社会学的考察
89 行動文化学(社会学) 脇坂 伸夫 病気カテゴリーの構築に関する社会学的考察―男性更年期の事例から―
90 行動文化学(地理学) 植淵 知哉 非営利・非政府組織の空間編成
91 現代文化学(二十世紀学) 松下 慶太 インターネットと教育空間
92 現代文化学(現代史学・現代日本論) 三浦 めぐみ 徴兵制導入とケベック-ケベック・ナショナリズム展開にそくして-